丁寧にフォローしてくれる
環境があります
私が担当している業務は金型製造のワイヤー放電加工という加工工程です。ワイヤー加工は、工程の中で最初もしくは終盤での役割を担うことが多いものです。最初の加工では後工程の基準となるような形状を加工しています。そして、終盤の加工では最終的なカタチを決める、輪郭形状の加工を行ったりします。最初も最後も、それぞれに責任が伴う加工内容であるため、仕様を満たすために苦労することがあります。高い技術水準が求められるので気持ちが張り詰める場面も多々ありますが、しかし、無事に製品が完成したときには安堵の気持ちでいっぱいになります。そして、難易度が高い仕事に向き合っている分、確かなやりがいも感じられます。
当社が手掛ける金型や試作品は、後に世に出回るものもあります。そんな中、ふと自社の製品を見つけた際にはとても誇らしく感じます。その製品をカタチづくるために、わたしたちの仕事・技術は確かに必要なものなのだという自負を感じます。わたしはいつも、未来の技術に繋がる製品の一端を担う仕事していると思って日々業務に励んでいます。求められる技術レベルが非常に高いもの、実現が困難なものもありますが、メンバーと相談し、意見を出し合いながら加工に取り組んでいます。わたしが加工したものをお客様が手に取ったとき、期待に沿った品質であること、さらには期待を超えたものになることを目指し、日々、知識と経験を積み重ねています。
わたし自身、学生時代に学んでいた分野からすると、全く畑違いの業種で働いています。自分が知らないこと、経験がないことは、ひと際「難しそう」、「知識がない」などと感じてしまうと思います。しかし、最初は誰もが未経験です。仮に知識があっても、やってみるとできないこともあります。だからみんな初任者と言えます。どんな分野の仕事も最初のうちは慣れないこと、ミスしたりすることもあります。しかし当社では、そのような経験を経てきた先輩方が、丁寧にフォローしてくれる環境があります。その環境で働けているおかげで、今も充実して仕事に臨めています。モノ作りに挑戦してみたい方、是非ご一緒にいかがでしょうか。